古賀 奈子 私がヨガを始めた理由
こんばんは。初めまして。
一般社団法人 日本企業ヨガ協会
教育・監修担当 理事の古賀 奈子です。
今夜は私の想いを言葉にしてみました。
― 真っ暗だった私の人生に、ヨガが光をくれた
私がヨガを始めたのは、人生で一番「自分が嫌いだった」時期でした。
東京で離婚を経験し、やっと夢だったプレスの仕事に就けたと思った矢先、まだ0歳だった娘を連れて名古屋に戻ることになりました。
何もかもがうまくいかない。
お酒に逃げて、元夫の悪口ばかり言って、親との関係も悪くなって……。
体重もどんどん増えていきました。
今思えば、私の人生の暗黒時代です。
そんなある日、近所にヨガスタジオができました。
当時は第二次ヨガブームの頃。
それまでほとんど運動をしたことがなく、ジムで運動すると言うイメージが全く湧かず
「ヨガなら、私にもできるかもしれない」
そう思って、扉を叩きました。
初めてのクラスで出てきたのが、下向きの犬のポーズ。
身体は産まれたての子鹿みたいにプルプル(笑)。
全く言う事きかない自分の身体に笑えてきました
でも、そこから、真っ暗だった私の先に、ほんの少しだけ光が見えたのです。
この光を頼りに、そこから約1年間、そのスタジオに通い続けました。
「もっとヨガを学びたい」
そう思うようになり、当時、日本では数少なかったRYT(全米ヨガアライアンス)の養成講座を受講しました。
学んだのはパワーヨガ。
アーサナを必死に練習して、哲学も学びました。
……とはいえ、当時は哲学のことなんて、ほとんど理解できていなかったと思います(笑)。
それでも無事に養成講座を修了し、そこからフリーランスのヨガ講師として、さまざまなスタジオでヨガをお伝えするようになりました。
ありがたいことに、たくさんの場所でレッスンを担当させていただき、毎日、スタジオからスタジオへ移動。
「時間との戦い!」みたいな日々でした。
そんな生活を4年ほど続けた頃、友人から、
「海外の陰ヨガの先生が来て、養成講座をするよ。行ってみない?」
と声をかけてもらいました。
それまで陰ヨガをしたことはありませんでしたが、友人のお付き合いくらいの気持ちで参加しました。
それが、私と陰ヨガとの出会いでした。
柔軟性にはそれなりに自信があった私。
ところが……
陰ヨガ、痛い!(笑)
今まで動かしてきた身体とは、まったく違う場所が緩んでいく。
そして、ポーズを「止まる」。
ただ止まって、自分の身体を感じる。
そこで初めて気づいたのです。
「あ、私、ずっと疲れていたんだ。」
ヨガをしていたはずなのに、移動の毎日。
毎日にヨガレッスンは本当楽しくやっていたのですが、詰め込み過ぎていたのかも
私はずっと「頑張るヨガ」をしていたのかもしれません。
動くことだけではなく、止まること。
力を抜くこと。
自分の内側に気づくこと。
陰ヨガに出会って、ヨガがさらに深くなりました。
私はすっかり陰ヨガに夢中になり、自分なりに必死で学び、テキストを作り、陰ヨガの養成講座を立ち上げました。
そして気がつけば、33期。
これまでたくさんの方が学び、陰ヨガの講師として、それぞれの場所で活躍してくれています。
振り返ってみると、私の人生を変えたのは「ヨガそのもの」だけではなかったのだと思います。
ヨガを通して、自分自身を見つめること。
そして、ヨガを通して出会った人たち。
一人ではなく、誰かと学び、誰かに伝え、またその人が誰かに伝えていく。
そんな「つながり」が、私をここまで連れてきてくれました。
だから今、私は日本企業ヨガを通して、もう一度「仲間を増やしたい」と思っています。
企業で働く人たちの心と身体を支えるヨガを、もっと多くの場所へ。
そして、そこに関わるヨガ講師の仲間も、もっと増やしていきたい。
私自身がヨガに救われたように、今度は私たちが、誰かの人生に小さな光を届けられたら。
ヨガは、ポーズをすることだけではありません。
身体が少し楽になること。
呼吸が少し深くなること。
自分自身に気づくこと。
そして、人と人がつながること。
私がヨガからもらったものを、今度は社会に返していきたい。
それが、私が日本企業ヨガを始めた理由のひとつです。
これから、どうぞよろしくお願い致します(*^-^*)